「樹木の根っこ」と聞いて、どんなイメージを持つだろうか。
我々が目にする緑に茂った高さ数十メートルはあろうかという樹木。でも、それを支える根っこは意外に深くない。
例えば、あるスギの木は、深さ2mほどで、太いと感じる根っこは見られなくなっている。
しかし、その代わりというわけではないが、水平方向に遠く広く根を伸ばし、
どんなことがあろうとも樹体を倒さないぞと張っている。
太い根っこから出ている細長い根っこたちは、
存在している土壌の環境にとても敏感で、
その先端から水や養分を吸収し、太い根っこへ輸送し、
果てには、樹冠の葉にまで届ける。
岩とかではなく生き物であるので、根の広がりの割には、太い根・細い根合わせても思ったほどは重くない。
みんなはどんな根を伸ばそうか。定期テスト、模試、そして、受験。
今は伸びていなくても、次のステップに向けて伸ばし続けていくことを祈っています。
写真1. スギの葉(左)とヒノキの根(右)
地下の先端で吸い上げたものを地上の先端まで持っていく。一つ一つは微力でも、それらが合わさって積み重なれば、数十メートルもの樹体を支えることができる。
文責:林亮太
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